2011年11月18日金曜日

第3回研究会のおしらせ

一橋大学大学院社会学研究科市民社会研究教育センター
文化政策研究会 セミナーシリーズ
2011年度テーマ:文化政策の前提を問う


第3回「多文化主義と文化政策」
ゲストスピーカー:石山文彦氏(中央大学法学部教授)


日時:11月30日(水)17:30~19:30
場所:一橋大学国立キャンパス(東キャンパス)マーキュリータワー4階3406室

第3回研究会では、石山文彦さんをお招きし、法哲学の観点から文化政策の可能性について考えたい。石山さんには多文化主義と文化政策の比較を通じて、両者のよって立つ基盤についての論考がある。多文化主義によれば、文化とは、個人の自律を可能にし、個人のアイデンティティの重要な構成要素となるものであり、それを政策的に保護すること(=一種の文化政策)が積極的に推奨される。このような多文化主義の「文化政策」が、文化政策学者が通常イメージする文化政策といかなる交点を結ぶのであろうか。研究会ではこの点について、突っ込んだ議論をできればと思う。また、社会・文化・経済への政策的介入を基本的に忌避するリバタリアニズムを文化政策がいかに乗り越えることが可能であるかについても、理解を深めてゆきたい。

一橋大学大学院社会学研究科市民社会研究教育センター
プロジェクト・ディレクター
青野智子
http://culturalpolicy-sg.blogspot.com/

参加申し込みは、下記のメールアドレスまで。
culturalpolicysg(at)gmail.com((at)を@に変えてお送り下さい)

0 件のコメント:

コメントを投稿